今回のW杯は日本時間の夜に行われるので日本代表の試合を全部見ることができました。

ポーランド戦は0-1で敗戦も決勝トーナメントに進出することができました。

後半最後10分くらいは心臓に悪い試合でした。セネガルがコロンビアに追いつくと敗戦決定だったので目の前の試合だけではなくそちらも気になると複雑でした。

0-1で負けたままボールをまわして時間をつぶすというのはなかなか難しい選択だったと思います。選択肢としては

1.自力で決勝トーナメント進出を決めるために1点を取りに行く。

成功→1-1の同点に追いついて決勝トーナメント進出　(A)

失敗→カウンターを食らって0-2で予選リーグ敗退　(B)


2.0-1のままでコロンビアがセネガルに勝って決勝トーナメント進出を狙う。

成功→0-1のままでコロンビアが勝ってくれて物議をかもすが決勝トーナメント進出　(C)

失敗→セネガルがコロンビアに追いついてしまい予選リーグ敗退　(D)

以上4パターンを良い順に選ぶと

(A)＞(C)＞＞(B)＞(D)

かなと思います。特に(D)は最悪で、0-1で負けているのにボール回し、しかもセネガルが追い付いて予選リーグ敗退となると世紀の愚策と嘲笑されたことでしょう。

しかしそのリスクを冒してでも、同点を狙って失敗するよりも0-1で終了で決勝トーナメント進出を狙った方が良いと決めた西野監督の選択は結果的に成功したわけでしびれました。

外野が何を言おうが選択するのは監督なわけで、監督の戦略、実行した選手たち、素晴らしいなと思いました。

朝のテレビ番組で松木さんが「よくやった。ドーハの悲劇ではボール回しで良いところを無駄に攻めて負けた歴史があったでしょう。」とおっしゃっていたのが印象的でした。