平昌五輪フィギュアスケート 男子SP
平昌五輪フィギュアスケートの男子SPが行われました。
最終組一番滑走で登場した羽生結弦選手ですが、完璧な演技で自己ベストに迫る111.68点で1位。
いやー、すごかったですね。怪我明けのぶっつけ本番でどうかと思われていましたが、ジャンプもきれいに成功し、美しい演技でした。
そして宇野昌磨選手はジャンプが完璧ではなかったもののこれまた自己ベストに迫る104.17点で3位でした。
宇野選手でいつも思うのは精神力の強さです。団体の時にも全日本の方が緊張した、とか言っていましたが初めての五輪で自分の実力を発揮してのこの点数は素晴らしいですね。
そして色々な選手が色々な曲を使いますが、宇野選手はどのプログラムも曲が良いなと思います。
2位にはハビエル・フェルナンデス選手、ちょうど羽生選手と宇野選手の中間くらいの107.58点でした。
最近ネイサン・チェン選手の方が注目を集めていた気がしますが、さすがの実力者ですね。世界選手権で羽生選手を破って連覇するなどここ一番と言うところをかっさらっていくことがあるだけに明日が怖いですね。
金博洋選手が4回転ルッツを決めて自己ベストの103.32点で4位。宇野選手とあまり差がありませんね。
ネイサン・チェン選手は初五輪の緊張でしょうか、見たことがないようなジャンプの失敗で沈んでしまいました。
明日のFPですが、上位4選手のメダル争いになるのでしょうか。フリーはジャンプの回数が多いだけに4回転の種類が多い羽生、宇野両選手がジャンプをミスしなければハビエル・フェルナンデス選手よりも有利な気がします。
SPの点差はお互い逆転可能な範囲だと思うので、誰がミスのない良い演技をするかでメダルの色が変わってきそうです。
誰もが数種類の4回転ジャンプを跳ぶというまれにみるハイレベルなFPになりそうで楽しみです。