「騎士団長殺し@村上春樹」を読みました [2017.04.16] 村上春樹氏の新刊「騎士団長殺し」を読みました。 「第1部 顕れるイデア編」、「第2部 遷ろうメタファー編」の2冊構成でした。氏の長編小説は「1Q84」から読み始めて3作目です。そしてその中で一番おもしろいと感じました。「1Q84」も良かったのですが、比べると本作の方が何と言うかより世界が狭くて密度が濃いと感じました。イデアが顕れるところあたりからぞぞっとしてきて、なんて面白いんだと思いながら読み進めていきました。タイトル「騎士団長殺し」が頭の中に映像として浮かんできました。何を考えてこんな話を書けるんだろうかと不思議になりました。 前の記事へ次の記事へ