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「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること@河合雅司」を読みました。

[2018.04.21]

 

 

河合雅司氏の「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」と言う本を読みました。

統計に基づきこれから先の日本に起こることを書いた「第1部人口減少カレンダー」と筆者の考える対策である「第2部 日本を救う10の処方箋」からなります。

人口減少は日本の一番の問題だと思います。頭ではわかる、話では聞いている、実感が今すぐあるわけではない、しかし静かに進んでいって気づいたころにはもうどうしようもなくなっているのではないか…。

筆者は「静かなる有事」と書いていますが、まさにその通りだと思います。

個人のできることは少ないですが色々と考えさせられました。


それとともに少子化は少しでも何とかならないものかと思います。フランスが少子化から復活したのは有名ですが、お国柄も違うし同じ対策は日本ではできないと思います。

しかし日本流にできることはあるはずだと思います。目的が決まっているなら多少手段に賛否が出たとしても、やるべきことがあるならやってほしいと思います。筆者の書く「日本を救う10の処方箋」もなるほど思ったりどうなのかなと思うことがあったりはしますが、「第三子以降に1,000万円を給付」は面白いなと思いました。

このまま手をこまねいていて、100年後、200年後日本と言う国がまともに残っているのだろうか心配になります。後世の現代史の教科書に「第2次世界大戦の敗戦から立ち上がり高度経済成長を遂げ世界第2位の経済大国になったものの、人口減少が止まらず衰退した。」なんて書かれないことを願います。

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